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新卒で配属されたのが手術室で
心臓外科手術専門病院(当時)で、ACバイパス術の
器械だしができるように勉強しました。
「メス」 ハイ
「コッヘル」 ハイ
「ペアン」 ハイ
器械だしの前段として
心臓を止めて人工心肺を回すとき
心臓を低温にするために氷を、かき氷器でかく
という滅菌作業をよくやりました。
クマの形で回すたびに目がキョロキョロするので
術場では「キョロちゃん」と呼んでいました。
最近のACバイパスは心臓を止めないで行われると聞き
時代の流れを感じます。
クラフトの血管を7-0プローリン糸で縫合し
カウンターショックで心臓が動き出すと
7割り方手術は成功で、その後胸骨、皮膚縫合の時は
ゆったりした時間が術場に流れ音楽をリクエストされました。
患者さんは麻酔で意識はないので、緊張がほぐれたDr.のためです。
天皇陛下の心臓手術の報道に
昔働いていたころにタイムスリップしました。
日本最高峰の心臓外科チームの手術、成功を信じています。
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息子の幼稚園時代からのママ友で今やお互いに大事な友人であるところの息子さん(幼稚園が縦割り保育で異年齢の子どもでクラスを編成していたため、うちより一つ年上)が第一志望の国立医大を地域枠推薦で合格したと午前中に一報をもらう。
孫の医大進学を応援していたお祖母さんを去年胆管癌で亡くし、あと半年生きていられたらこの朗報をどんなに喜んだだろうとご家族の思いも察する。
希望の道へのスタートラインについた18歳、おめでとう。
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日曜日の朝息子から電話があり、一緒に晩ごはんを食べに行ってきた。
二週続けて日曜のご飯を食べられなかったので、最近の様子も知りたいし冬道で億劫ではあったけど。
高校グラウンドでノックを受けたり、タイヤを引いて走る雪上練習をながめ、夫が福岡から飛行機で帰ってくるのでイオン駐車場で待ち合わせ。
実家に博多通りもんと明太子のお土産を買って来てくれたので、息子を待つ間実家に届けて、ついでに老親の顔も見てこれた。
息子が焼き肉に行きたいと言うので、金銭腹囲的にピンチだったけれど、たまにしか会えないので食べたいものを食べさせたいというのが親心。でも食べたいものの第一位はいつも焼き肉なんだよな、うちの子供たち。
食べ終えて下宿まで車で送ると、ミスドにドーナツを買いに行ってくれというので、自分から欲しがるのは珍しいと思いながらドーナツを買って再び下宿に送って行くと、車から降り際に「いつも髪を切ってもらいにいくFんち、父さんと母さん離婚したんだ。」こちらもビックリだったけど息子もF君も青天の霹靂だったらしい。高校入学以来毎月のようにバリカンでお世話になりシャワーまでしてご飯もご馳走になっていた息子だったのでショックだったようだ。そんな話もしたかったんだなとほろりとした。親も聞いてあげるしかできないし、よその夫婦間のことをあれこれ言えないけど。けどね。
今日の雑記
今日も今日とてほとんど外に出ず家にこもった生活。
朝、出張の夫のタクシーを家の前で見送り
夕方夕刊を取りに出ただけ。
散歩でもと思うけれど、寒いんだもの外に出たくないの。
夫から羽田空港のラウンジからと福岡のホテル、福岡のラーメンの写真が送られてきた。自分だけずるいよね。
あとは来週の上京時のオフ会のお店を調べたり連絡を取ったり、楽しくも大変な作業。娘の演奏会に合わせてオフ会を募集するのは何度目だろう。いろんな人に会える楽しみの反面、準備や呼びかけや確認が大変。でも好きでやってることだから弱音は吐けない。がんばる。